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  • 小田急江ノ島線藤沢本町6
  • Tel.0466-22-1780

骨粗鬆症

骨粗鬆症

骨の量と骨の質が低下してしまい、そのことで骨が脆くなってしまうことで、骨折しやすくなる病気のことを骨粗鬆症と言います。骨密度(カルシウムなどで作られる骨の内部密度)が低下することで、骨は鬆(す)が入ったようなスカスカの状態になるのが特徴です。
骨粗鬆症の有病率は推定で1280万人とされ、女性患者は男性患者の3倍以上とされ、80歳以上の女性の半数以上が同疾患を罹患していると言われています。

症状

骨強度の低下することで見受けられる症状というのはありませんが、病状が進行することで少しの衝撃(転んで尻もちや手を着く、くしゃみをする)で骨が折れるようになります。折れやすい箇所は背骨やももの付け根の骨、手首などです。徐々に背中が丸くなってきた方は、俗に言う『いつの間にか骨折』といわれる圧迫骨折をしていることも考えられます。

診断・検査

骨粗鬆症発症の有無を調べる検査としてX線撮影、血液検査、骨密度検査といったものがあります。
X線撮影は、骨の質やいつに間にか骨折の有無を確認するために行われます。血液検査は、骨の新陳代謝の状態を調べ、骨を作る能力が正常か否かを確認します。また、骨密度検査は、若い世代の方の骨密度の平均値(YAM値)に比べ、どれくらいの骨密度があるかを調べる検査になります。その結果、70%以下の数値の場合に骨粗鬆症と診断されます。
骨密度測定検査にはいくつか種類があるのですが、当院では最新で正確なDXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)を用いて腰椎と大腿骨近位部を測定しています。検査は予約なしで随時行っております。女性はもちろん男性の方も寝たきり予防のために計測をお勧めしております。お気軽に受付にお申し出ください。

治療

骨粗鬆症と診断された場合は、生活習慣の改善(食事療法、運動療法、日光浴)と薬物療法が行われます。
食事療法では、カルシウム(1日:800mg)、ビタミンD(1日:400~800IU)、ビタミンK(1日:250~300μg)を摂取するようにします。また骨を丈夫にするためには、適度な負荷をかける必要があるので運動も重要です。1回30分程度のウォーキングやジョギングといった有酸素運動がお勧めです。また、転倒防止のために体幹や下肢の筋力を鍛えることも大切です。
薬物療法は、骨代謝を調整する薬(カルシウム製剤、活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤)、骨吸収を抑制させる薬(ビスホスホネート、SERM(選択的エストロゲン受容体作働薬)、デノスマブ)、骨形成を促進させる薬(テリパラチド)です。

入院のいらないバイオセラピー PFC-FD™療法とは
仲野整形外科 スポーツ・ウェルネスクリニック

0466-22-1780

診療科目
スポーツ整形外科・整形外科・リハビリテーション科
院長
仲野 靖司
住所
〒251-0021
神奈川県藤沢市鵠沼神明5-14-15
アクセス
小田急江ノ島線藤沢本町駅 徒歩6
休診日 木曜・日曜・祝日
土曜の午後は14:00~17:00
診療時間 日・祝
09:00~12:30
15:00~18:30