体外衝撃波治療について
当クリニックでは体外衝撃波治療システムを導入しております。
体外衝撃波治療は、元々は腎結石や尿管結石などに行う治療方法で、外科的手術を行わずに結石を破壊できる治療法として利用されてきました。
近年ヨーロッパのスポーツ選手を中心に普及し、足底腱膜炎やテニス肘、ジャンパー膝などの腱付着部炎に疼痛性疾患の除痛を目的とした有効な治療として使用されています。
日本ではようやく厚労省の承認認可が下りた新しい医療機器で徐々に広まってきています。治療は痛みを伴うものの、その後除痛、回復が期待できる有用な治療法です。
導入機器ご紹介
治療の特徴
圧縮空気が生み出す強い振動を痛いところにぶつけます。あえて組織を少し損傷させることで回復させる治療法です。治療中は痛みを感じます。血流と組織代謝を増加させることで慢性化した治りづらい痛みを取ることができます。
- 1回の治療は約10分~15分です。
- 低レベルの照射から開始し、我慢できる範囲で出力を上げていきます。
- 1~2週間の期間をおき、複数回の照射を行います
- 疾患により治療効果や治療期間が異なり、完全なる除痛を保証するものではありません。平均的治療効果は60~80%と報告されています。
安全性
治療時や治療後に痛み、発赤、腫れ、内出血、皮膚のただれが起きることがありますが、いずれも一時的と言われており比較的安全な治療法です。
対象となる疾患
- 足部:足底腱膜炎・アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎
- 膝:ジャンパー膝
- 肘:テニス肘・ゴルフ肘
- 肩:石灰沈着性腱炎・腱板炎
- 骨折:疲労骨折・偽関節
- 筋膜性腰痛・頚椎症・頚腕症候群
料金
体外衝撃波治療は自費診療になります。
1回、1部位4,000〜5,000発につき 4,000円(税込)